第34回移動大川美術館展　「パリの街角ー童画家・茂田井武『 ton paris』を中心にー」

　今回の展示では、「パリ」をテーマに大川美術館のコレクションから、童画家・茂田井武による絵日記の様な画帳『ton paris（トンパリ）』をはじめとして、芸術の都パリに憧れて渡欧した日本人画家たちが描いた多彩な作品を展示いたします。

　19世紀末から20世紀にかけて、美術を学ぶため、最新の芸術に触れるため日本からも多くの芸術家たちがパリを訪れました。この地で、画家たちも遠い異国から来た日本人としての現実と夢心地とを同時にかみしめながら街を散歩し、インスピレーションを得る刺激的な日々を過ごしました。大川美術館のコレクションより、さまざまな画家に描かれたパリの空気をお楽しみください。皆さまのご来場をお待ち申し上げます。

会　期　　　2024年3月15日（金）　～　3月21日（木）　10：00～15：00

　　　　　　※3月19日(火)は休館です。

会   場      　　美喜仁桐生文化会館（桐生市市民文化会館）　展示室（地下1階）

入館料        　　一　般・・・・・300円

         　　  　　心身障害者、65歳以上の方、中学生以下の方・・・無料

        　　  　　 心身障害者と65歳以上の方の付き添い・・・・・・無料

作品解説　　　3月16日（土）　11時00分～11時20分

  　　　　　　 3月17日（日）　14時00分～14時20分

　　　　　　　　※予約の必要はありません。当日会場にお越し下さい。

主な出品作品　　　モーリス・ユトリロ《モンマルトル》1930年代頃、油彩・カンヴァス

　　　　　　　　　茂田井武《ton paris》1930-33年、色鉛筆、水彩、インク・紙

　　　　　　　　　藤島武二《ドームの見える風景》1906-07年、クレヨン・紙

　　　　　　　　　清水登之《パリの床屋》1924年、油彩・カンヴァス

　　　　　　　　　田村孝之助《冬のサンミッシェル》1953年、油彩・カンヴァス　

　　　　　　　　　全約70点　

茂田井武《『ton paris』よりサン・フェルディナン広場》1930-33年

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